欧州でも高まるBリーグ人気。アルバルク東京のグダイティスが力説「日本ではすべてがオーガナイズされている」<DUNKSHOOT>
欧州のバスケファンから支持を集めるリトアニア系のバスケットボールサイト『Basket News.com』。そのYouTube番組の最新エピソードに、今季ギリシャのパナシナイコスからBリーグのアルバルク東京に加入したアルトゥーラス・グダイティスと、NBAニューオリンズ・ペリカンズ所属のCJ・マッカラムの兄で、トルコリーグで活躍するエリック・マッカラムが登場。グダイティスが体験中の日本のバスケ界やBリーグについて、興味深いトークが展開された。 【動画】海外メディアがBリーグを特集「ユーロリーグの脅威になるか?」 まず初めに、進行役のジャーナリスト、ドナタス・ウルボナスを含め、全員が感銘を受けていたのが、「日本ではすべてがきちんとオーガナイズされていること」。とりわけ選手のスケジュールについてだ。 グダイティスが、現時点で来年1月7日までのトレーニングスケジュールや、2~3週間先のチームランチ&ディナーの予定が知らされていると語ると、マッカラムは驚きの表情。ヨーロッパなどでは、翌週の予定を日曜日に知らされる、なんてこともザラなのだという。 マッカラムは「トレーニングスケジュールがわかっていれば、例えば選手たちはコート外のアクティビティを前もってプランすることもできる。だからそれは素晴らしいことだ」と、予定を把握できることの利点を語る。 日本人にとっては普通に思えることが、「日常生活のクオリティ向上につながる」と選手たちにありがたがられているというのは興味深い。実際マッカラムは、選手仲間から日本のリーグについては良い話しか聞いたことがないそうだ。 アルバルクは東京・お台場エリアに新アリーナを建設中で、完成予定の2025年以降はさらに素晴らしい設備が選手やファンに提供されることになるが、現時点でもすでに、Bリーグのファシリティは、グダイティスいわく「NBA並」だという。 2015年のNBAドラフトでフィラデルフィア・76ersから全体47位指名を受けているグダイティスは、NBAはサマーリーグのみの経験ではあるものの、欧州では母国リトアニアをはじめ、イタリア、ロシア、ギリシャと様々なリーグを体験しており、その上でのコメントだ。 「いつ行っても食事が用意されていたり、何が選手たちにとってベストかを常に考えてくれている。だからすごく快適に過ごせるんだ」と日本での快適さを強調した。