子どもの「自転車保険」で補償額は「1億円」も必要なのでしょうか? 夫の生命保険でも3000万円くらいです
子どもの自転車保険の選び方
自転車保険は、対人賠償のほかさまざまな補償を受けられます。また、すでに加入している損害保険への付帯も可能であるなど選択肢が多く、どれを選ぶべきか分からない人もいます。また、子どもにとって最適な補償が分からないこともあるでしょう。すでに加入している生命保険と補償が重複している可能性もあるため、確認してから加入してください。 ■ファミリータイプを選ぶ 子どもだけでなく、ほかの家族も自転車に乗るなら、ファミリータイプの自転車保険がお得です。自転車保険単体のほか、自動車保険等の損害保険に付帯できるものもファミリータイプを選べるケースが多いため、確認しましょう。 ■ほかの保険と重複していないか 自転車保険には、自身がけがをした際の補償を受けられるものもあります。しかし、公的な医療保険やすでに加入している民間の保険で十分な補償を受けられる可能性も高いです。 例えば、医療保険に加入しているなら、自転車保険内の医療費保障は不要です。加入中の保険を確認して、重複していない部分を補える補償がついた保険を選びましょう。そうすることで、必要以上の保険料を支払うこともなくなります。 ■ロードサービスは必要か 出先で自転車のタイヤがパンクをした場合などに、家まで自転車を運んでくれるロードサービスを利用できる自転車保険があります。しかし、徒歩でも帰宅できる距離しか乗らない場合や、いつでも親が迎えに行ける場合のロードサービスは不要と考えられます。 そのほか、自転車のタイヤがパンクした際に自宅までの出張修理などのサービスは、本当に必要か補償内容を確認してから契約しましょう。
子どもの自転車事故は多い! 子どもや家族に合った保険選択を
子どもの自転車事故はとても多いため、自転車保険で備えておきましょう。その際は、子どもが加害者になった場合に備えるためにも、補償額が1億円の自転車保険がおすすめです。 自転車保険を選ぶ際には、ほかの家族も自転車に乗るか、すでに加入している保険と保障内容が重複していないか、自身がけがをした際の医療費保障やロードサービスなどのサービスは必要かなどを確認するとよいでしょう。 子どもの自転車保険は、万が一の事故に備え子どもに必要な補償を選んで加入しましょう。 出典 一般社団法人日本損害保険協会 自転車事故と保険 警察庁 交通事故分析資料 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部