被災地へ温かい支援 ハットリくん×マジンガーZのTシャツ収益393万円 氷見市文化振興財団
氷見市文化振興財団は27日、能登半島地震の復興支援で販売したチャリティーTシャツの収益393万9757円を、災害義援金として日本赤十字社富山支部に贈った。氷見市出身の漫画家藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)の「忍者ハットリくん」と輪島市出身の漫画家永井豪さんの「マジンガーZ」が復興に向けて飛び立つデザインで、今月10日までに1821枚を売り上げた。 Tシャツには石川、富山が一つになることを指す「INTO ONE!」のメッセージを添えた。氷見市潮風ギャラリーやひみ番屋街、道の駅輪島、東京のアンテナショップなど7カ所とネットで販売した。 富山市飯野の日本赤十字社富山支部で贈呈式が行われ、氷見市文化振興財団の河出洋一総合プロデューサーが布野浩久事務局長に目録を手渡した。河出氏は支援への感謝を伝え「多くの人にTシャツを着てもらい、復旧・復興の大切さを再認識するきっかけになればうれしい」とあいさつした。布野氏が謝意を述べた。