「娘の飲酒運転」物議後、ＳＮＳ活動中止の文前大統領…韓江氏のノーベル賞受賞に「いよいよこんな日が」
慶尚南道梁山市平山（キョンサンナムド・ヤンサンシ・ピョンサン）村で本屋を運営している文在寅（ムン・ジェイン）前大統領が、小説家の韓江（ハン・ガン）氏のノーベル文学賞受賞を祝い、韓江氏の作品に関する感想を述べた。 １１日と１３日、文前大統領は「平山本屋」ホームページに有料会員が利用できる掲示板に韓江作家に関連したポストを載せた。 文前大統領は１１日「韓江作家のノーベル文学賞受賞を一緒に祝いたい」として「ノーベル文学賞と最も近い作家が韓江さんだと考えてきたが、いよいよこのような日が来たと思いました」と書いた。 １３日には「（韓江氏の著作）『少年が来る』と『別れを告げない』を読みづらくて読む気にならないという方々がいたので少し話してみたい」として「苦痛を共感する時、真の慰めになり被害者のヘウォンになるのではないか」と書いた。 また「苦痛を避けず、直視しようと考えたらどうか」とし「（これは）歴史をきちんと知り、不当な歴史に怒りをぶつけるためにも必要だ」と強調した。 ソーシャルメディア（ＳＮＳ）に本に対する書評を掲載した文前大統領は、このような感想を平山書店の有料会員に限って公開した。これは娘のダヘ氏の飲酒運転を意識したものとみられる。 文前大統領のインスタグラム、フェイスブックなど公開ＳＮＳは２日以降活動していない。
