ペットフード

　中国ではいま、空前のペットブームが起きています。日本企業はこの機会に、ペットグッズの売り込みを始めています。 【映像】中国で開かれた見本市 「中国で開かれている大規模な見本市で、ひときわ異彩を放っているのが日本発のペットグッズのブースです」（リポーター） 　上海で始まった国際輸入博覧会の会場では、日本でおなじみのペットフードやペット用歯ブラシなど、54社の商品が並んでいます。 　中国では、コロナ禍で人のつながりが薄れた時期にペットが急増したとされ、特に飼い猫はコロナ禍の前後で1.5倍の7000万匹近くになったというデータもあります。 「中国国内でのいろんな競争が激しく、ストレスがたまりやすい。そのストレスを軽減してくれるパートナーとしてペットを飼い出す消費者が増えてます。非常に大きな市場として期待できます」（ジェトロ上海・高山博副所長） 　こうした中、パナソニックは中国で餌やり機などの新たなペット用家電を開発しています。 「中国における家電事業には1つの悩みがある。若い人に買って頂ける商品が少ない。（ペットには）みなさん意欲的に支出されるので、ここにチャンスはないかなと」（パナソニックHD・本間哲朗副社長） 　こうしたペット用の家電は中国で開発し、中国国内をはじめ、世界各地で販売しているということです。（ANNニュース）