ラッシュフォードへの絶妙なパス キーン氏はマクトミネイの “優しい”アシストを称賛
延長後半に絶妙な強さで
FAカップ準々決勝でリヴァプールと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。 合計7ゴールが生まれたこの試合は点の取り合いとなったが、延長後半ATの120分+1分にアマド・ディアロが劇的決勝弾を決め、4-3でユナイテッドが勝利。ベスト4に駒を進めた。 ユナイテッドが120分を通して、気迫のこもったプレイを見せたこの試合だったが、クラブレジェンドのロイ・キーン氏が称賛したのはスコット・マクトミネイのアシストだ。この試合の先制ゴールをマークしたマクトミネイは120分を通してハードワークをし、攻守に奔走。チームを引っ張る選手の1人として勝利に貢献した。 「ここで鍵となるのは(マクトミネイからの)パスの強さだ。完璧でなければならない。ラッシュフォードはワンタッチでフィニッシュするだけだ。とてもシンプルに見えるが、リヴァプールが間違えるのを目の当たりにした」(『ITV』より) そんなマクトミネイは112分にマーカス・ラッシュフォードのゴールをアシストしており、これをキーン氏は称賛している。3-4で延長に再びリードされている状況の中での同点ゴールはユナイテッドに勢いをもたらした。シンプルなアシストではあったが、ラッシュフォードがダイレクトで蹴れる位置に適切なタイミングとスピードのパスを届けた。またこの完璧なパスを90分戦った後に出したのも見事だった。 勢いに乗る勝ち方を果たしたユナイテッドは、これを機に勝利を積み重ねていけるのか、注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部