ジャロン・エニスがテレンス・クロフォードに対戦を要求した。

テレンス・クロフォード

日本時間7月14日、IBFウェルター級王者ジャロン・エニスがダビッド・アバネシヤンと対戦した。試合はエニスが第5ラウンド終了時にアバネシヤンをTKOで打ち負かした。テレンス・クロフォードも2022年12月にこのアルメニアのファイターを第6ラウンドで倒しているが、エニスの方が1ラウンド早く勝利を挙げている。 試合後、DAZNのクリス・マニックスがクロフォードとの対戦について触れると、"ブーツ"エニスは即座にそれに応じた。 「もちろん、実現させよう」IBFウェルター級世界王者はクロフォードとの試合に意気込んだ。「それが私の望みだ。ビッグネームたち、テレンス・クロフォード、誰でもいい。この階級のビッグネームと対戦したい、やろうじゃないか」 その数分後、エニスのプロモーターであるエディー・ハーン氏は「'ブーツ'エニスの将来はボクシングの未来だ」と宣言。「彼は誰にでも勝つと思うし、エニスは世界最高の選手たちと対戦すべき特別なファイターだ」と付け加えた。 8月3日(※現地時刻)にイスラエル・マドリモフのWBCスーパーウェルター級世界タイトルに挑戦を控えるウェルター級統一王者テレンス・クロフォードも、この主張に対してX(旧Twitter)で反応した。 「ワールドクラスのファイターだって？ダブルスタンダードが過ぎるぜ。エディー・ハーンよ、お前はほんとに口が上手いな」 多くの評論家がパウンド・フォー・パウンドのトップに位置するクロフォード。エニスと絶対に対戦しないと断言するファンのコメントにもリプライし、「俺はアイツと対戦したい」と一笑に付した。