陸上長距離・竹澤健介 「精進錬磨」
12月25日(月)元アーティスティック日本代表・青木愛がパーソナリティを務める「青木愛 スポーツ to you」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。 ゲストは竹澤健介。 1986年、兵庫県生まれ。報徳学園高校から早稲田大学に進学し、箱根駅伝に4年連続出場。1、2年時に“花の2区”を走り、2年から3年連続で区間賞を獲得した。 4年時には北京五輪で5,000mと10,000mに出場。大学生の長距離の五輪代表は44年ぶりの快挙だった。 2017年に引退。大阪経済大学ヘッドコーチを経て、2022年4月より摂南大学でヘッドコーチを務めている。 毎回ゲストに頂いている「リスナーの将来に活きるような、前向きで未来に残したい」とっておきの言葉『To you word』。 竹澤の『To you word』は・・・
『精進錬磨』 竹澤:僕は早稲田大学競走部の出身なんですけど、日本で初めて金メダルを獲った方で、三段跳びの織田幹雄さんという方がいらっしゃって、その方がまさにこの言葉「精進錬磨」を残されています。 青木:精進錬磨?初めて聞きました。 竹澤:はい。僕は磨いていくとかそういう意味なのかな、と解釈していまして。形があるものを磨いていく作業、鍛錬していく、そういうことなのかなと思っていて。求道じゃないですけど、例えば、ろくろをずっと回して同じものに見えても、実はその精度が高い、みたいなことが僕は好きなんですよ。何というか、人から見れば価値のないことかもしれないけど、僕にとってはこれは変わっているんだ、というようなことをやっていきたいなというのがすごく自分の中にあって、大事にしている言葉ですね。 さらに、竹澤はいよいよ間近に迫った箱根駅伝の注目選手も教えてくれた。 竹澤:順天堂大学の三浦龍司選手、3,000m障害を専門にしている選手です。今年4年生ですけど、東京2020五輪で7位、入賞しているんですね。陸上界の中で五輪で入賞って自分では考えられない大偉業だと思っていて。ただ彼は3,000m障害が専門なので、長距離を走る箱根駅伝であまり活躍していなくて(1年時は1区:10位、2年時は2区:11位、3年時は2区:12位)、今年はどれくらい適応させて箱根駅伝を走ってくれるんだろうな、っていうのが見どころかな、と個人的に思っています。 青木:注目選手を教えてもらったら、箱根駅伝を見るのがより楽しみになってきました。 竹澤:ぜひ見てください! 青木:最近見ているんですよ、箱根駅伝の魅力に気づいて。お正月と言えば、みたいな感じになっています。
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