全国大会への出場をかけた鹿児島県中学校駅伝競走大会が、7日に指宿市でありました。 県中学校駅伝競走大会は、男子が6区間18キロ、女子が5区間12キロでタスキをつなぎます。女子の部には地区予選を勝ち抜いた39チームが出場しました。 【写真を見る】九州大会をかけた中学生の熱い戦い　最後まで混戦に　鹿児島県中学校駅伝大会 レースは1区から県中学トップ選手たちの争いに。神村学園の瀬戸口と和泊の白峯に後続が続く展開となります。 1区は最後まで接戦となりますが、神村の瀬戸口が3秒リードでタスキをつなぎます。その後も、神村は3人が区間賞の走りを見せ、最後まで首位を守りきり、大会タイ記録で3連覇を果たしました。 （神村学園中等部3年・武田星莉選手）「自分の走りでしっかりとゴールテープを切るという思いで走って、達成感と次に向けて頑張ろうという気持ちで燃えています」 女子の2位争いは隼人・国分、帖佐の3校の混戦に。最終5区までもつれますが、隼人のアンカー園田が国分をわずか2秒差で振り切り、九州大会の切符を手にしました。 一方、男子は39チームが出場。1区では高山の橋口が混戦から抜け出し、トップでタスキをつなぎます。 しかし、2区では6位でタスキを受け取った宮之城の外川内が5人抜きの快走。2位に3秒差をつけ、首位に立ちます。その後も宮之城が一度もトップを譲らず、34年ぶり4度目の優勝を飾りました。 男女ともに優勝校は来月15日に行われる全国大会に、2位までのチームは今月30日に開かれる九州大会に出場します。 熱戦を繰り広げた女子選手たちは、来年1月のかごしま女子駅伝（県地区対抗女子駅伝）への出場も期待されます。