「糖尿病」をまねく"糖質依存"…"マイルドドラッグ"糖質依存から抜け出す方法
糖質にハマればいずれ糖尿病に!?
先生によると、いっぱい食べた後に眠気が出る場合は「血糖値スパイク」と言われる状態で、食べた事により血糖値が急上昇しその後インスリンによって血糖値が急降下しているそうです。このような血糖値の乱高下が続くと、すい臓が疲弊しインスリンの分泌が少なくなってしまうのだとか。それにより、インスリンが糖を処理できず血糖値が下がらなくなると、糖尿病の発症だけでなく恐ろしい合併症も引き起こしてしまうそうです。
先生おすすめ!糖質依存から抜け出す方法(1)「5分ルール」
先生によると、食事の後に甘いものを食べるなど、本当だったら食べなくても良いのに口寂しさから食べてしまうのは「ニセの食欲」。このニセの食欲を紛らわせるのに「5分」必要だと言われているそうです。食後や小腹が空いた時の5分間に先生イチオシの行動が歯を磨く事。歯磨きをすると、咀嚼しているのと同様に満腹中枢が刺激されるのだとか。さらに、口の中がリセットされるので食事をしようという気持ち自体も抑えられるそうです。
先生おすすめ!糖質依存から抜け出す方法(2)セルフハグ
ストレスが溜まるとその反動でたくさん食べてしまう場合は、ストレスを溜めずに依存から抜け出す方法があるそうです。その1つが「セルフハグ」。セルフハグをすると、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌されるのだとか。オキシトシンには、ストレスホルモンを抑制し、ストレスの緩和や食欲を抑える効果が期待できるそうです。 <セルフハグのやり方> ▼10~20秒ほど自分をぎゅっと抱きしめる ▼抱きしめながら目を閉じゆっくりと呼吸をする ▼1秒に5cmくらいのスピードで手のひら全体を使ってやや圧をかけながら触れる ▼3分ほど手のひらを感じながら腕をゆっくりさする
先生おすすめ!糖質依存から抜け出す買い物の仕方・物のしまい方
先生によると、空腹時に買い物をすると余計なものを買ってしまうのでNG。また、お菓子は食べる分だけ取り出し、残ったお菓子は見えない所にしまいましょう。これだけでも、食べ過ぎを防げるのでおすすめだそうです。
糖尿病になる前に糖質依存から脱却を
糖質の摂り過ぎは身体を蝕んでしまうそうです。血糖値のコントロールが悪い状態が続けば、糖尿病は血管の病気なので確実に色々な合併症が出てしまうのだとか。そのため、糖尿病になる手前の糖質依存を脱却する事が大切だそうです。(※過度な糖質の制限は控えましょう) (2024年10月27日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)
CBCテレビ