古賀若菜、5年ぶりV パリは逃すも「ロス五輪に出ると強い気持ちで」再出発…柔道選抜体重別
◆柔道 全日本選抜体重別選手権 第1日(6日、福岡国際センター) 女子48キロ級で昨年世界選手権3位の古賀若菜(JR東日本)が5年ぶり2度目の頂点に立った。初戦から3試合を一本勝ちと快勝。パリ五輪代表の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が不在の中、第1シードとして力を示し「絶対勝たないといけないっていう立ち位置でプレッシャーもあった。優勝できてホッとしてます」。高校生だった2019年以来の優勝に、笑顔を見せた。 昨年5月の世界選手権で表彰台に立ったが、3連覇した角田に及ばず、パリ五輪代表は逃した。それでも「自分が(28年)ロス五輪に出るという強い気持ちで」と再出発。この春に山梨学院大を卒業し、実業団のJR東日本に進んだ。5月の世界選手権(アブダビ)代表をほぼ確実とし「日本で勝っても、海外で勝たないと五輪に出られない。次は世界選手権で優勝できるように、練習やトレーニングをもっと積んでいきたい」と表情を引き締めた。
報知新聞社