初参戦の岡見勇信が薄氷勝利「42年間で一番キツい5分3Rでした」【修斗】
元UFCファイターの岡見勇信(EXFIGHT)がプロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で修斗初参戦を果たした。岡見はキム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)と対戦し、2-1の判定で薄氷の修斗初勝利を挙げた。 岡見はUFCでは日本人最多の21試合に出場し、日本人最多の14勝を挙げているレジェンド的な存在。今回は昨年11月にONEでアウンラ・ウサンに敗れて以来の再帰戦で、日本での試合は2019年のONE両国大会以来となる。 対するジェヨンは韓国で2つの王座を獲得した41歳。“日韓レジェンド対決”ともいえる対戦となった。 1R、サウスポーの岡見にオーソドックスのジェヨン。岡見が圧をかけるとジェヨンはローを飛ばす。ジェヨンが圧をかけると岡見は右ジャブで牽制。ジェヨンがパンチを振って前に出て左フックをヒット。岡見は組み止める。プッシュして打撃の攻防から岡見が組み付き押し込み、足をすくってヒザをつかせるがジェヨンはすぐに立つ。岡見は引き倒しヒザをつかせサイドバック。ジェヨンが立ち上がるが岡見は後ろからコントロール。足をかけ、倒してスリーパーを狙うがジェヨンはつぶして正対するとグラウンドでパンチを連打。パンチを受けながらも立ち上がる岡見。打撃の攻防になるとジェヨンのパンチが岡見にヒット。岡見は右ジャブで対処。
2R、ジェヨンの左ローに岡見はパンチを合わせるとジェヨンがバランスを崩す。ジェヨンは右インロー、岡見は左ミドル。岡見は右ジャブからワンツー。しかしジェヨンはすぐに打ち返す。岡見が組み止めケージに押し込み足を取ってテイクダウンも勢いあまってジェヨンはすぐに立つ。そして背後からパンチのジェヨン。岡見は正対して組み止める。スタンドに戻るとジェヨンの右インローがローブローとなり一時中断。再開後、ローを打ち込むジェヨンを押し倒した岡見はグラウンドに持ち込むとバックをキープ。立ち上がろうとするジェヨンの足を刈る岡見。しかしジェヨンはケージを使って立ち上がり、離れることに成功。岡見は圧をかけ左ストレートから組み付き押し込む。しかしジェヨンがプッシュ。 3R、いきなり打ち合う2人。前に出るのはジェヨン。しかし岡見も打ち返し、組み付きケージに押し込む。そして下へのタックルからテイクダウンを狙うが、ジェヨンの腰は重い。ヒザをつかせるが、次の手が出ず。打撃の攻防に戻るとジェヨンのパンチに合わせて組み付き押し込む。ボディーにヒザを放ってからタックルを狙うが、ジェヨンは倒れず。岡見はヒザを放つがジェヨンが体を入れ替え逆にバックを取る。離れて打撃の展開に持ち込むジェヨン。岡見は組み付いて押し込むが次の手が出ない。ジェヨンはハイキック、右ストレート、右アッパーを放っていくが、ガス欠の岡見は手が出ない。