同級生が語った“金の茶わん”を盗んだ容疑者の人物像 価格16億円超えの金製品を展示する札幌の「三越の大黄金展」も警備強化
北海道放送(株)
26日、札幌で「三越の大黄金展」が始まりました。日本橋高島屋での「大黄金展」で金の茶わんが盗まれた事件を受け、警備が強化されています。 札幌三越本館8階で始まった「三越の大黄金展」では、およそ1000点の金製品が販売されるほか、買い取りのサービスも行われます。 青山凌太郎記者 「数ある展示品の中でも、ひときわ輝きを放っている“昇龍”。参考価格16億5千万円です」
金は現在、価格が上昇していて、大きな注目を集めています。 来場者 「すごいですな…と思って。結構高いなと思って」 「金はいま高いので、金額を見てびっくりですけれど、金のきらめき、オーラはすごい」 ゲストとして、マラソンの日本記録保持者・大迫傑選手も登場し、金でできた感謝状を受け取りました。
大迫傑選手 「純金ってすごいですよね。もらったと同時に、いつも以上に、気が引き締まる。.どこに飾りますかねぇ…でも、なるべく悪者に見つからないようなに、盗まれない位置に飾りたいと思っています」 11日、東京の日本橋高島屋で開かれていた「大黄金展」では、1000万円相当の金の茶わんが盗まれました。逮捕された堀江大容疑者はどんな人物だったのか。
中学時代、同級生だったという男性は…。 堀江容疑者の同級生 「(中学時代は)学校休みの日、よく一緒に卓球やりに行ったり、外で遊ぶ関係でしたね。おとなしい性格でした。ほんと、いま思うと信じられない」
男性によりますと、堀江容疑者は高校卒業後、警備関係の仕事についていて、およそ5年前、出張で札幌に来た堀江容疑者と、再会したということです。 堀江容疑者の同級生 「まず来た時の第一声が“飯をおごってくれ”だったんで。当時から多分、お金はなかったのか。でも仕事してるから当然、給料もらってるだろうし、多少は(お金は)あるはずなんですけれど」 「普通、冷蔵庫とか勝手に開けないじゃないですか。勝手に開けたり、食べたり、飲んだりしてたんで、もしかしたら盗み癖というかがあったのかなって」 東京での事件を受け、札幌の「三越の大黄金展」では警備が強化されました。 SGC 土屋 豊社長 「以前よりはセキュリティはかなりレベルアップした体制でやっている。防犯カメラはもちろん付いていて、ガードマンも増えているし、商品を何かすると、何かブザーが鳴る体制になっている」 「三越の大黄金展」は、来月5日まで開催されます。
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