「民放競馬記者クラブ賞」は長浜鴻緒騎手が受賞
「馬に敬意を持って接する」
本年度の民放競馬記者クラブ賞について、同クラブ(加盟13社)から「民放競馬記者クラブ賞」を長浜鴻緒騎手に授与する旨が発表された。 ●2024年度「民放競馬記者クラブ賞」 長浜鴻緒騎手(美浦・根本康広厩舎) (受賞理由) 今年デビューした長浜鴻緒騎手は、着実に勝利を積み重ね、騎乗数も450回を超える信頼を得、関東新人騎手の中で優れた成績を収めた点が高く評価された。 長浜鴻緒騎手のコメント 「皆様のお蔭で、デビュー当初の想像より良い1年目でした。最初は最低10勝は勝ちたいと思っていました。今は勝つのは難しい事を知っている中で、確実に勝ちに拘り、上手く乗れるようになりたいです。夏の北海道での競馬では、関西の同期が目の前でどんどん勝ち星をあげて、悔しくて良い刺激になりました。北海道で騎乗して、目標を高く持たねばと思いました。思い出に残った言葉やアドバイスは沢山ありますが、最近意識している事は、「馬がいないと成り立たたない職業、馬のお蔭であり、馬に敬意をもって接する」事です。最初から最後まで、気を抜かずに馬に接しなくてはと思っています。課題は、気持ちの切り替えです。反省や悔しがる事はレース終了後にして、同じレースは全くなく1つ1つ違いますし、その1つのレースで集中する。またドシッと気持ちを落ち着けて騎乗していきたいです。イメージと違う展開の時、逃げ馬で出遅れた時等でも、もっと落ち着いて、ならば違う作戦でと切り替えが必要だと感じています。人気薄の馬でも、全部のレースを勝つ気持ちで乗っています。来年は後輩も入ってくるので、抜かされるのは怖い。厩舎の方々にも信頼されたいですし、具体的な数字はないですが、できるだけ勝ちたいです。どんどん成長できる様に頑張ります。応援よろしくお願いいたします」
競馬のおはなし