滝さゆり、コロナ禍経て再デビュー「紅白歌合戦に出場できるような歌手に」TikTokで話題の演歌歌手
歌手の滝さゆりが21日、都内で新曲「女ひとり雨」(22日発売)の発表会を開催した。 ファンや音楽関係者が見守る中、新曲を披露した滝は「このような素晴らしい場を設けていただき、感謝の気持ちで胸がいっぱいでございます。『女ひとり雨』で頑張って参ります」と感極まって涙。「この曲はパンチと王道の演歌。私が知っている限りでは王道の演歌を歌っている方は少ないと思いますので、そのチャンスを逃さないように王道演歌で走って頑張っていきたいと思います」と頭を下げた。 滝は、大ヒット曲「女のみち」でNHK紅白歌合戦に出場した「ぴんから兄弟」のボーカル・宮史郎さんのマネージャー兼歌手であった父の影響で、子供の頃から演歌歌手目指してきた。2021年に因幡晃の「忍冬」のカバーでメジャーデビューを果たしたが、コロナ禍で思うように活動できず。気持ち新たに所属レコード会社を「徳間ジャパン」に移して再デビューした。 昨年5月からは演歌界で初めて「TikTok」での生配信を毎日開催。ロックを演歌風に歌うなど斬新な試みが評判を呼び、急上昇ランキングで1位を獲得したこともある。若い世代への認知も広がり、「一番若い方で小学生。20代、30代の方もいらっしゃる。先日、ライブをしたらスコットランドから来てくださった方もいました」と反響を明かした。 今後の目標について「演歌オリコン部門1位をとりたい」と宣言。さらに、「将来的には、紅白歌合戦に出場できるような歌手になりたいと思っております」と真っすぐな目で誓った。
報知新聞社