検察官現れず、判決延期 名古屋地検「体調不良で」
名古屋地裁で13日に予定されていた建造物侵入と窃盗の罪に問われた被告の判決公判で、検察官が不在のため言い渡しができず、期日が延期されたことが14日、地裁への取材で分かった。刑事訴訟法は裁判官や検察官が出席して公判を開くと定めている。名古屋地検は取材に、検察官の急な体調不良のためだったと説明した。 地裁によると、13日午前9時50分の開廷時刻に検察官が現れなかったことから、裁判所から地検に連絡。約10分後に裁判官が「検察官が出席しないため開廷できない。改めて期日を指定する」と説明した。開廷前に地検から裁判所への連絡はなかったという。