巨人のドラ5左腕、きょう6月1日プロ初登板初先発「一人一人を全力で抑える」
巨人のドラフト5位・又木鉄平投手(25)が6月1日の西武戦(ベルーナD)でプロ初登板初先発に臨む。31日はキャッチボールや短距離ダッシュなどで調整した左腕は「いつもやることは変わらない。任された以上、しっかり責任感を持って先発として試合をつくること。チームの勝利にしっかり貢献することはやっていきたいなと思います」と冷静に語った。 【動画】ルーキー西舘勇陽&又木鉄平がトークショー参加 5月25日の阪神戦(甲子園)で先発・赤星が4回2失点で出場選手登録を抹消され、巡ってきたチャンスだ。即戦力として期待され、入団した又木は春季キャンプは1軍スタート。オープン戦は中継ぎで登板を重ねたが、開幕1軍はつかめなかった。それでもイースタン8試合に登板して1勝2敗、防御率2・75と経験を積んできた。「先発として1試合1試合投げていく中で課題が多く出てそれを一つ一つ潰してきた。今回はこれまでやってきたことをぶつけるだけだと思います」と左腕に力を込めた。 「1イニング1イニングを全力でいくことしか考えてない。長いイニングをゼロで抑えようというよりは1イニング1イニングを、一人一人を全力で抑える気持ちで行きます」と燃える思いを口にした。記念すべき初登板を勝利で飾る。(水上 智恵)
報知新聞社