前年覇者メドベージェフがオーストラリアン・オープン決勝以来の試合に勝利「何とかうまく対処できた」 [ドバイ選手権/テニス]
前年覇者メドベージェフがオーストラリアン・オープン決勝以来の試合に勝利「何とかうまく対処できた」 [ドバイ選手権/テニス]
ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月26日~3月2日/賞金総額311万3270ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-3 7-5で下してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。 ~ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権で初戦を突破したディフェンディング・チャンピオンのメドベージェフ選手~ 5-2からサービスダウンを喫した直後にブレークして第1セットを先取したメドベージェフは第2セット2-2からサービスダウンを喫したが、3-5から最後の4ゲームを連取して1時間28分で勝利を決めた。メドベージェフはオーストラリアン・オープン決勝でヤニク・シナー(イタリア)に敗れたあと、足のケガで大会に出場していなかった。 「自分で計画して1~2週間のオフを取った場合、テニス面ではそれほど難しくはない。数ポイントか数ゲームで感覚を取り戻すことができる。僕は自分自身で1週間半のオフを取ったけど、戻ってくるとあちこちに痛みが出て100%の練習ができなかったんだ」とメドベージェフは試合後に明かした。 「かなり厄介だよ。試合に臨むときはそれを忘れなければならないし、そんなことを考えていたら負けてしまうからね。今日は何とかうまく対処できたと思う。痛みも感じなかったし、明日を楽しみにしている」 ディフェンディング・チャンピオンのメドベージェフは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したスミト・ナガル(インド)を6-4 5-7 6-1で破って勝ち上がったロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦する。 そのほかの試合では第4シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第5シードのユーゴ・アンベール(フランス)、第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、クリストファー・オコネル(オーストラリア)、予選勝者のアルトゥール・カゾー(フランス)、18歳のヤクブ・メンシク(チェコ)が2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部