斉藤由貴 歌番組が「嫌いだった」理由 大物の中で感じた孤独「本当に苦痛、早く終わってほしいって」
女優の斉藤由貴(58)が22日放送のTBSラジオ「松本隆 風街ラヂオ」(日曜後11・00)にゲスト出演。アイドル時代に音楽番組が嫌いだった理由を明かす場面があった。 【写真あり】斉藤由貴の長女・水嶋凜 25歳の誕生日に近影公開 1984年に芸能界入りし、85年2月に松本隆氏作詞の「卒業」で歌手デビュー。その直後に放送された初主演ドラマ「スケバン刑事」(フジテレビ系)で大ブレークを果たした。 「卒業」は約27万枚のヒットとなり、多くの歌番組にも出演した。しかし斉藤は歌うことは楽しかったが「歌番組は嫌いでした」という。その理由について聞かれると「とても孤独でしたよね。あの当時の歌番組は歌ってる以外の時間は初めて会うような有名な歌手の方と並んで座ったりして、その時間が本当に苦痛だった」と回顧。 当時の歌番組は生放送が多かったため「時間が生放送で押し詰まってくると『卒業』ってあんな素敵な歌なのにテンポが1・5倍くらいになる。時間が押してるからスピードアップしていくよっていうふうに…生演奏の時代だったじゃないですか」と驚きの事実を告白。 テンポが早くなった「卒業」を歌うのはつらかったそうで「私は何をやってるんだろうなって思いながら。歌い終わったと思ったらキラキラした有名な人が後ろや横に並んでいて、初めて会うから話もできないし“早く終わってほしいな”って思いながらずっといました」と笑いながら振り返っていた。