不倫・借金の末…妻と1歳の娘を殺害した元看護師の男の裁判 妻の母親が出廷「一生悔やみ続ける人生でないと困る」
被告人質問「不倫と夫婦関係両立できると…」
その後、今回の裁判で初めて被告人質問が行われた。 弁護側からの質問に対し、小さな声で淡々と話す渡辺被告。当時、職場の女性と不倫関係にあった点についても質問が及んだ。 弁護人から夫婦関係と不倫関係について問われると「自分勝手なことだと分かっていたが、なんとか両立できると思っていた」などと述べた。 また、渡辺被告は競馬投資の副業を始めるも詐欺だったことが分かり、約400万円の借金を負った。 その借金返済のため、妻の口座から無断で金を返済に流用していた渡辺被告。 弁護側: あなたは借金の返済について何が心配でしたか?」 渡辺被告: 妻に私がお金を動かしていたことがばれてしまうと思いました 弁護側: あなたはその時何をしようと思いましたか? 渡辺被告: 睡眠薬を飲ませることにしました 弁護側: 睡眠薬を飲ませようとしたのはなぜですか? 渡辺被告: 大事を取って外出しないのではと思いました 裁判は11月12日に結審し、判決は11月22日に言い渡される予定だ。 (NST新潟総合テレビ)
NST新潟総合テレビ
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