【アカデミー賞2024 】全裸でステージに登場したジョン・シナ、ドレスが破れてしまったエマ・ストーン。観客を沸かせたモーメント5【SPURセレブ通信】
ライアン・ゴズリングが圧巻のパフォーマンスを披露し、会場とSNSを大いに沸かせる
この日、一番の盛り上がりを見せたのが、『バービー』ケン役のライアン・ゴズリングによる『I’m Just Ken』のパフォーマンス。 今年1月、助演男優賞にノミネートされた際、歌曲賞にノミネートされた同曲を授賞式で披露するかどうか、多くの憶測を呼んでいたが、2月末に出演が決定したとの報道が。以降、ネット上では、俳優のライアンが、歌手としてどんなパフォーマンスを見せてくれるのかという話題で持ちきりとなった。 音響賞の発表の後、黒いカウボーイハットで顔を隠して観客席に座っていたライアンが歌い始めると、その後列に座っていたビリーも、前列にいたマーゴットも思わず爆笑。 おもむろにハットをとり、姉マンディ・ゴズリング(47)にかぶせた後、グッチのホットピンクの特注スーツに身を包んだライアンは、お揃いのピンクの手袋をつけた手にマイクを持ち、歌いながら壇上へ。 ギターを演奏するマーク・ロンソン(48)に“パンチをお見舞い”した後、米サイト『USA TODAY』によると、映画にもケン役で登場していたシム・リウ(34)ら俳優とダンサー総勢64人の“ケン”が歌い踊るステージに加わった。 さらに、ギタリストのスラッシュ(58)やウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(32)といったロック界のスターも登場し、ステージはますます賑やかに。 そして、ライアンはふたたび観客席にいる『バービー』の仲間たちの元へ。今回、ノミネートを逃したことで話題を呼んだグレタやマーゴット、助演女優賞にノミネートされていたアメリカ、そして『ラ・ラ・ランド』で共演したエマ・ストーンにも一緒に歌うようにマイクを向けると、それぞれが踊りながら熱唱し、会場を大いに沸かせた。 米サイト『Entertainment Tonight』などによると、衣装や演出は1953年の映画『紳士は金髪がお好き』に登場するマリリン・モンロー(享年36)のミュージカルナンバー「Diamonds are a Girl's Best Friend」へのオマージュだったそう。 この豪華スターたちを巻き込んだ壮大なパフォーマンスに総立ちとなった観客からは、大歓声が巻き起こり、「最高の『Ken-ergy(※ケンとエネルギーを組み合わせた造語)』を発揮した」とメディアも絶賛。 SNSにはライアンのエンターテイナーぶりに感銘を受けたという声が続出した。Xには「彼はものすごいカリスマ性とスターパワーを持っている」「落ち込むことがあれば(中略)ライアンのライブを見ればいい。癒されるよ」といった書き込みが殺到。 彼がディズニーの子ども向け番組出身であることから、「ミッキーマウス・クラブでのトレーニングが本当に役立ったようだ」というコメントも見られた。 今回8部門にノミネートされていた『バービー』は、ビリーの歌曲賞のみの受賞という結果に終わったが、オープニングから司会のジミーが、『バービー』の印象的なシーンのパロディを披露して会場の笑いを誘うなど、今年の授賞式を随所で盛り上げたことは間違いない。