3人に1人が高齢者 超高齢社会の課題に向き合う
沖縄テレビ
「超高齢社会」をテーマとした県の万国津梁会議が21日初めて開催されました。 会議には地域の包括ケアを実際に推進する他県の職員や地域連携の識者など9人が出席しました。この中で、沖縄県の0歳から64歳までの人口が減少する一方、65歳以上の高齢者の数は2020年の33万人から2050年には47万人とおよそ1.4倍増加し県民の3人に1人が高齢者となる見込みであることが報告されました。 地域包括ケア推進課の担当者「他の都道府県の(高齢者人口の)伸び率が緩やかになる局面においても、沖縄県は高齢者率が継続的に増加していっている。75歳以上の人口の伸び率が突出して高くなるということも予想されています。」 今後は介護需要のさらに高まることが予測されますが、担い手不足も指摘されていて民間企業や地域の住民と連携した枠組みを構築していくことなどが確認されました。会議では今年度末に知事に提言することにしています。
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