標語・作文の入賞者表彰 120人参加し青少年育成大会 鴨川(千葉県)
鴨川市の青少年育成鴨川市民会議(栢尾進一会長)と、同市教育委員会が主催する令和5年度青少年健全育成推進大会が、同市役所で開かれた。関係者ら約120人が集まり、市内の児童や生徒、一般から公募した作文、標語の表彰と、指導者研修を行った。 標語と作文は、青少年健全育成全般に関することをテーマに募集し、寄せられた作文346点と、標語683点の中から入賞作品を決め、24人を表彰。標語の最優秀作品は会場に掲示、作文は表彰に合わせて作者が朗読した。 指導者研修は一般にも聴講を呼び掛け、東洋大学文学部の藤本典裕教授による「たかがアニメの教育学―サザエさん、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん―」と題した講演会を開催した。 藤本教授は、3つのポピュラーなアニメから、1960年代の高度経済成長期をはさんで、日本の社会、家庭、子育て、教育はどのように変化して現在に至ったのか持論を展開。聴講者は、熱心に耳を傾けていた。 作文と標語の最優秀作品と作者は次のとおり。=敬称略 【作文】 ▽小学生=「地域の協力によって受けつがれる伝統」前田結心莉(鴨川5年) ▽中学生=「散歩から始まった地域とのつながり」猪込莉子(鴨川2年) ▽高校生=「未来のために」横井悠依亜(鴨川令徳2年) 【標語】 ▽小学生=「ぼく達の夢や希望は無限大」山口櫻輔(鴨川5年) ▽中学生=「携帯にしばられるなよその心」小宮結愛(鴨川2年) ▽高校生=「スマホから顔を上げれば広い空」十倉舞(長狭2年) ▽一般=「いじめの種気付いてなくすいい笑顔」原えみ子(金束)