高岡巡り魅力に触れる 北陸新幹線敦賀延伸開業記念、市中心部で68チームがロゲイニング
富山県高岡市の伝統工芸やグルメなどを楽しみながら、チェックポイントを回って得点を競う「たかおか街なかロゲイニング」が23日、同市御旅屋町の御旅屋セリオを発着点に同市中心部で開かれた。家族や友人らでつくる68チームが施設や商店を巡り、高岡の歴史や文化に触れた。 ロゲイニングには親子、一般、企業対抗の3部門に計198人が参加した。地図を見てそれぞれ作戦を立てると、一斉に御旅屋セリオをスタートし、徒歩やバス、万葉線といった公共交通機関を利用して写真を撮りながら高岡御車山会館や高岡大仏、射水神社、国宝瑞龍寺など16カ所のチェックポイントに向かった。 各地ではミッションも設けられた。参加者はなぞなぞの回答や宝探し、スゲのコースター作りや蒔絵(まきえ)の絵付けなどの体験、ロゲイニングに参加するハンドボール日本リーグ女子のアランマーレ(射水市)と男子の富山ドリームス(氷見市)の選手との写真撮影などに取り組んだ。
石川県かほく市から家族4人で参加した松吉寿馬君(10)は「高岡駅近くの散策ができて楽しかった。初めて見た高岡大仏は迫力があった」と話した。 北陸新幹線敦賀延伸開業を記念し、御旅屋通商店街振興組合と高岡商工会議所、オタヤ開発、末広開発、北日本新聞社でつくる「御旅屋賑わい創出実行委員会」が開催した。 ▽親子の部(1)いちふみらんらん(2)いちふみるんるん(3)にゃんこ▽一般の部(1)のんべえ(2)高岡駅でスイッチバック(3)TEAM RYNN▽企業対抗の部(1)ゼブラルタくん(2)氷見の福祉の人達(3)アランマーレ富山