保護司殺害の罪で起訴へ、大津 刑事責任能力ありと判断
大津市の住宅で5月、保護司新庄博志さん(60)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された無職飯塚紘平容疑者(35)について、精神鑑定の結果、大津地検が刑事責任能力があると判断し、週明けにも殺人罪で起訴する方針を固めたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。勾留期限の18日に起訴するとみられる。 容疑者は過去に起こした強盗事件で保護観察付き有罪判決を受け、新庄さんの更生支援を受けていた。 事件は5月26日、新庄さんが自宅で倒れているのを親族が見つけて発覚した。滋賀県警が28日夜、大津市の路上で容疑者を発見した。