「休みでめんどくさかった」駐在の警察官が必要な捜査せず 犯人隠避の疑いで書類送検
兵庫県警は、県内に住む男性から被害の申告を受けたにも関わらず、必要な捜査や報告を行わなかったとして、52歳の警察官を3月11日付けで犯人隠避の疑いで書類送検し、停職3カ月の処分としました。 処分を受けたのは、西播方面 の駐在職員である52歳の男性巡査部長です。 警察によると、この巡査部長は、去年5月県内に住む男性から住居侵入などの被害の申告を受けましたが、必要な捜査や報告をしませんでした。 ことし1月、他の捜査員が男性から事情を聞き、事態が発覚しました。 巡査部長は当日休みで、理由について「めんどくさかった」と話しているということです。 また、聞き取りに対し、このほかにも「野焼き2件を把握していたのに報告しなかった」と話しています。 巡査部長は、3月11日付けで書類送検されましたが、「私がやったことは、住人の信頼を裏切る行為だった」と話し、依願退職しました。
関西テレビ