ベトコンは何の略?元気が出る名古屋めし!ベトコンラーメン発祥店で誕生秘話を聞く!
新京のベトコンラーメンに隠された「うまさ」の秘密
ベトコンラーメンに欠かせない食材、それは「ニンニク」。しかし、ただニンニクと野菜を炒めるだけではなく調理工程に秘密が隠されています。 ベトコンラーメンに使用するニンニクは低温のラードでじっくりと揚げ、コンフィのような状態にして1日置きます。そうすることで中までホクホクとした食感になるそうです。そして注文が入ってから中華鍋で表面に焼き色がつく程度に「素焼き」することでニンニクの香りを引き出します。ここがベトコンラーメンの最も重要な調理工程だと、新京二代目店主の稲垣賀彦さんは語ります。 野菜と豚肉は、最初にニンニクを低温で揚げたラードで炒めます。強火で炒めることでコクのある味わいに。そして唐辛子と独自にブレンドした醤油で味付けます。澄んだスープは、丁寧にアクを取りながら豚骨をじっくり煮込んで仕上げるそうです。調理工程すべてにおいて手間をかけていることがわかりますね。
新京から始まったベトコンラーメンは数多くのお店で愛される
幼き日々、旧満州・新京の食文化で育った初代店主・稲垣さんの生い立ちなくしてベトコンラーメンは誕生しなかったのかもしれません。ベトコンラーメン誕生から半世紀以上たった今もなお愛されるベトコンラーメンは、多くの中華料理店やラーメン店で独自のアレンジを加えて広がり続けています。 ライター名 KENTA ※記事内容は配信時点の情報となります。 #名古屋めしデララバ
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