福島政経懇話会（会長・内堀雅雄知事）の第２９１回例会は９月１３日午後１時３０分から、福島市太田町の民報ビルで開く。共同通信社政治部長の杉田雄心（ゆうしん）氏が「与野党リーダー選びの展望／『ポスト岸田』政局の実相」と題して講演する。 　杉田氏は東京都出身、東京大法学部卒。１９９２（平成４）年に共同通信社に入り、和歌山、神戸の両支局、大阪社会部、政治部、ワシントン支局、編集局ニュースセンター整理部長などを経て、２０２２年９月から現職。政治部では首相官邸、自民党、防衛省を担当した。 　福島政経懇話会の第２９１回例会は、会員以外の聴講も受け付ける。参加費は千円。締め切りは８月３０日。希望者は氏名、郵便番号、住所、電話番号の他、「政経懇話会　聴講希望」と明記し、福島政経懇話会（福島民報社論説委員会）のファクス０２４（５３３）４１２８に申し込む。問い合わせは事務局　電話０２４（５３１）４１３０へ。

　福島政経懇話会は随時、会員を募集している。全国政懇協議会編集・発行の「政経週報」を毎週届ける。問い合わせは事務局まで。 　杉田氏からのメッセージは以下の通り。 　岸田首相が電撃的に退陣を表明し、後継を選ぶ自民党総裁選の投開票日が近づいている。政権与党は表紙替えで裏金事件の逆風をかわせるのか。一方、政権交代を狙う立憲民主党のリーダー選びは政治刷新を演出できるのか。衆院選の審判をにらんだ権力闘争の内幕と「永田町の論理」の問題点を読み解く。