初出版に喜びを爆発させる森川葵（撮影・小渕　日向子）

　女優の森川葵（29）が17日、都内で、初めての著書「じんせいに諦めがつかない」発売記念会見を行った。 　ドラマや映画をはじめとした女優活動にとどまらず、バラエティー番組で存在感を出すなどマルチな活躍をみせる森川。今回、小説誌「小説時代」に2年間連載してきたエッセーを一冊にまとめ上げた。本著書には、女優としての思いや、愛猫のことなど様々なエピソードもつづられている。 　話すのが苦手な森川にとって、文章を書くことは、自分の気持ちを伝えられる手段。そんな森川の素直な気持ちが盛り込まれた本著書。読みどころは「小バエをも受け入れる寛大な心」という言葉。「季節感も感じられて、タイトルの伏線回収も上手くいっている」と自賛し、「自分でも上手く表現出来ている」と納得の表情で語った。 　目指す部数を尋ねられると「少ない数字でも面白くないですよね」とニッコリ。歴代1位は「黒柳徹子さんの580万部」という記者の言葉には「黒柳さんに勝つことは…どうしましょう」と困惑の様子。 　少し考えた後、「1万部ぐらい！？ちょっと厳しいですね！答えられません！」とおちゃめな返しで会場を沸かせた。 　日本テレビの深夜バラエティー番組「それって！？実際どうなの課」では、アーチェリー、テーブルクロス引きなど、初めて経験する種目に挑み、驚異的なスピードで難題をクリアしてきた森川。これから新たに“画家”への挑戦の可能性も。「ゆる～い絵ですけど、SNSのアイコンとか書けたらうれしいです」と野望をのぞかせた。 　この日は、森川の29歳の誕生日。誕生日ケーキが登場するサプライズに「かわいい～!!」と大興奮だった。