あすから自転車罰則強化 ながら運転ダメ絶対!
RAB青森放送
あすから自転車の乗り方について法律が変わります。 「ながら運転」や酒気帯び運転に罰則が強化されます。 いったいどんな罰則になるのか、詳しくご紹介します。 ★警察官 「あしたから道路交通法が改正されまして『ながらスマホ』、『酒気帯び運転』が罰則強化されますよということで広報していましたので安全運転でよろしくお願いします」 きょう青森市では警察官が自転車の新しい罰則について呼びかけを行いました。 わたしたちの生活に身近な自転車ですが、その分危険とも隣り合わせです。 警察によりますと、ことし9月末時点で県内では自転車乗車中の事故で2人が死亡、159人がけがをしています。 新しい罰則は悲惨な事故を減らすために設けられました。 ことし5月に成立した改正道路交通法で罰則が設けられたのは、携帯電話を使いながら自転車を運転する、いわゆる「ながら運転」です。 これまでは懲役はなく、罰金5万円以下でしたが… あすからスマートフォンを持って通話したり、画面を注視しながらの運転には6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が。 さらに事故を起こすなど危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。 ★青森警察署 竹浪敏幸交通課長 「自転車は車やバイクと比べてスピードが出ないと油断される方もいらっしゃると思いますが、大変危険な事故を起こす可能性、歩行者とぶつかる可能性それは十分ありますので安全運転に気をつけていただきたい」 そしてこれまで罰則の対象外だった自転車での酒気帯び運転についても新たに罰則が設けられ、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科されます。 本人はもちろん、自転車やお酒を提供した人なども処罰の対象になるということです。