<爆上戦隊ブンブンジャー>追加戦士“ブンバイオレット”宮澤佑 苦節十年、つかんだ戦士のライセンス “ブンオレンジ”相馬理との縁も
◇大きな闇を抱えながら生きてきた先斗 成長見守ってほしい
現在29歳で「ブンブンジャー」メンバーの中では最年長となる。撮影現場の雰囲気を聞くと、「みんな本当にフレッシュで仲が良いと思います! (あいさつ前)メーク室にいるとき、みんなが『ブンバイオレットどんな感じなのかな?』って走りながら見に来てくれて、めちゃくちゃ可愛いなって(笑い)。途中参加になりましたが、すごい優しい子たちで、一緒にいて楽しいです」
戦士の中では、ブンオレンジ/振騎玄蕃役の相馬理さんと年が1歳違いで、よく話すという。そんな相馬さんとは縁があるといい「同じ静岡出身で、実は僕の通っていた高校の真裏にある高校に、理が通っていたんです! もしかしたら当時、道ばたですれ違っていたのかも知れない(笑い)。理とは、撮影の合間に一緒にフットサルしたり、仲良くさせてもらっています」とほほ笑んだ。
演じる焔先斗は、宇宙でのトラブルから子供のケンカまで、あらゆるもめ事の解決を図る“始末屋”。こじれた事態を「カオス」と呼んで楽しむ迷惑な性格で、どんな環境も楽しむことを優先する。地球出身だがとあるきっかけで地球を去り、相棒ビュン・ディーゼル(声:花江夏樹さん)と共に数多の修羅場を潜ってきた。十数年ぶりに地球にやってきたため、地球の常識を忘れがち……というキャラクター。
宮澤さんは、先斗について「幼少期につらい経験をして宇宙に出たのですが、大きな闇を抱えながら生きてきた人物。空気が読めないところもあるのですが、それも彼のバックボーンゆえだと思っています」と紹介。
壮絶な人生を歩んできたため、あまり他者を信じることはないが「自分の“信じているもの”に対してとてもまっすぐな人間」とも説明し、「相棒のビュンディーは、兄貴的な存在であり、心のよりどころ」と明かした。
今後の見どころについて「そんな先斗が、どうやって地球になじんでいくのか、感情を理解していくのか。ブンブンジャーの物語と一緒に、先斗の成長を見守ってほしいです!」とアピールした。