福山雅治のサプライズに福原遥&水上恒司歓喜!「導かれるままに歌詞が出てきた」主題歌の制作秘話も
福原遥さんと水上恒司さんがW主演を務める、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の完成披露試写会が行われ、福原さん、水上さん、伊藤健太郎さん、嶋崎斗亜(Lil かんさい)さん、上川周作さん、小野塚勇人さん、松坂慶子さん、出口夏希さん、成田洋一監督が登場しました。 本作は、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いたラブストーリーです。 福原さんは「皆さんにこの映画を早く見ていただきたいなと思っていたので、こうして無事にお届けできる日が来てうれしいです」と挨拶。 続けて「この作品はたくさんの方の力が加わって出来上がった作品なので、私たちも大切に届けていきたいですし、皆さんにもこの作品を観ていろんなものを受け取っていただけるとうれしいです」とアピールしました。 イベントでは、福山雅治さんが本作のために書き下ろした主題歌「想望」の話題に。 成田監督は「福山さんから『曲が上がりました』と言われて、『送ってください』と言ったら、『武道館に来てほしい』と誘われて、コンサートでお客さんと一緒に聴いたんですよ」とエピソードを紹介。 「福山さんには、一度映画を見た上で、曲を作っていただいたのですが、映画では言葉にはしていない、僕が本当に言いたかったことが歌詞になっていて、びっくりしました。思わず号泣しました」と明かしました。 また「映画って、エンドロールになると気持ちが終わっちゃうと思うんですけど、その曲を聴いたときに、『これで映画が完成したな』と思ったんです。それくらい素晴らしい曲です」と絶賛しました。 監督が話し終えると、MCの呼び込みで、福山さんが登場。キャスト陣にも知らされていないサプライズ登場に客席からは歓声が上がりました。 福山さんは、手掛けた楽曲について「完成前の映画を見させていただいて、その作品から導かれるままに歌詞が出てきたという状態でした」とコメント。 映画を見た感想を聞かれると「僕は長崎の出身です。父や祖父母が原爆を体験しておりまして、そういう町で生まれ育ち、小さい頃から平和教育を受けてきた人間からすると、若いキャストの皆さんが想像力を働かせて誠実に当時の人間を生きようとしている姿に、とても感動しました」と話しました。 主題歌「想望」は、水上さん演じる特攻隊員・彰の目線で歌詞が書かれています。 福山さんは「映画やドラマの主題歌を描くときに大事にしているのは、いかに描かれていない部分を想像して『こうじゃないかな』というふうに提案するということ。僕もときどきお芝居をやるので、僕が彰を演じるときってどういう気持ちなのかなと想像して書いていきました」と制作秘話を。 最後は、キャスト陣一人ひとりと握手を交わし、ステージを後にしました。 福原さんは、福山さんのサプライズ登場に「びっくりしました。さっきまで、この曲をリピートして聴いていたんですよ。素敵なお言葉をいただいて、まさか会えるなんて幸せです!」と笑みを浮かべました。 映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は、12月8日(金)より全国公開。 配給:松竹 ©︎2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会
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