【新しい蕎麦の食べ方発見レシピ】 せりと鰆(さわら)のっけ蕎麦 春めく今の時期にぴったり!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.241 せりと鰆のっけ蕎麦
魚へんに春と書いて鰆(さわら)。産地によって旬も変わるのですが、字面に春を想い、今の時期よく手がのびます。せりと合わせて卵とじにして、お蕎麦といただきましょう。 ■材料(1人分) ・せり:50g ・鰆:60g ・卵:1個 ・蕎麦:1玉(茹でておく) ・蕎麦つゆ:500ml程度 ・塩:適量 蕎麦つゆレシピ ・出汁:500ml ・酒、みりん:各大さじ1 ・醤油:大さじ1と1/2 ・塩:小さじ1/4 ※出汁に調味料すべてを入れて一度沸かし、よく混ぜておく ■作り方 (1) 鰆は一口大に切り、軽く塩をしておく。せりは4~5センチ幅に切る。 (2) 蕎麦つゆを温めておき、そのうちの100ml程度をフライパンにとり、鰆を煮て、セリを加えて全体を混ぜ、溶き卵でとじる。 (3) 器に蕎麦を入れて蕎麦つゆを加え、(2)をのせる。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司