【ブリュワーズ2－0カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム

7回途中12奪三振2失点の好投を見せたソニー・グレイ（MLB Advanced Media）

　日本時間4月22日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムでブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、得点圏で9打数ノーヒットに終わるなど、打線が機能せず0対2で完封負け。同地区ライバルとの3連戦でスイープを喫し、4連敗で借金4となった。ブリュワーズ2番手のブライアン・ハドソンがメジャー初勝利を挙げ、4番手のジョエル・パヤンプスは3セーブ目を記録。カージナルス先発のソニー・グレイは7回途中5安打12奪三振2失点の好投も今季初黒星（2勝）を喫した。 【動画】カージナルス先発のソニー・グレイが12奪三振の好投を見せる（MLB.comより） 　3連敗中のカージナルスは、1回裏無死1・2塁のチャンスでラーズ・ヌートバーが放った本塁打性の打球を中堅ブレイク・パーキンスに好捕されると、その後も好機であと1本が出ない状況が続き、好投のグレイを見殺しに。6回まで無失点に抑えていたグレイは、7回表先頭のリース・ホスキンスからこの試合12個目の三振を奪ったものの、そこから3連打で2点を献上して力尽きた。結局、カージナルスは不振のポール・ゴールドシュミットを2番から5番に降格させた打線の組み替えの甲斐もなく、6安打完封負け。9勝9敗からの4連敗で借金4となった。 　カージナルスのヌートバーは「3番・右翼」でスタメン出場。初回の第1打席で先制3ランかと思われた打球を好捕されたが、5回裏の第3打席でサードへのバント安打を記録し、連続試合安打を4に伸ばした。4打数1安打で今季の打撃成績は打率.241、出塁率.405、OPS.819となっている。