「モンスター中途社員」の採用を防ぐ具体的な方法 自己中心的かつ理不尽な社員を見抜くには
また、3~6ヶ月程度の試用期間も設けることもおすすめします。労基法上の試用期間は2週間のため、この期間を過ぎると不採用にすることは難しくなりますが、ある程度の時間を設けたほうが応募者の適性を見極めやすくなります。 契約社員として採用して、半年間は有期雇用、その後に無期雇用に変える会社もあります。「お試し期間」を設けるのは有効な施策ですが、今の雇用情勢では半年間の契約社員という条件で人を採用するのは難しいかもしれません。試用期間は、大半の人が受け入れているので、そういう形でリスクヘッジをしたほうがいいでしょう。
いずれにしても「求める人材像」に100%マッチする人は難しいため、絶対に譲れない線を決め、それをクリアすることを採用条件にするのが最善の手段と考えられます。なおかつ、卒業証明証や前職の退職証明書、源泉徴収票などの証明書類を必ず提出してもらい、しっかりと精査し、採用リスクを軽減していきましょう。 アルファポリスビジネスの関連記事 採用の失敗はなぜ起こるのか、誰が悪いのか――経営者や人事はもっと「採用」に慎重になれ「管理職」に相応しい人材に共通するたった2つのポイント
アルファポリスビジネス編集部