「契約書は死後に作成された疑いが強い」死亡前日に結んだ自宅売買契約めぐり遺族が会社社長を刑事告発
読売テレビ
脳障害がある男性が亡くなる前日に結んだ自宅の売買契約をめぐり、遺族が、書類は偽造された疑いがあるとして、不動産会社の社長を刑事告発しました。 刑事告発したのは一昨年、病気で亡くなった柳発秀さんの遺族です。告発状によりますと、柳さんは死亡する前日、自宅を不動産会社に売却する契約を結びましたが、不動産会社の社長が契約書などを偽造した疑いがあるとしています。 柳さんは重い脳障害で認知機能などが低下していて、契約書には直筆のサインはなく、押されていた実印も遺品から見つからなかったということです。 遺族は、民事裁判で契約の違法性を訴え、大阪地裁は5月、「契約書は死亡後に作成された疑いが強い」として賠償を命じました。 亡くなった発秀さんの兄・柳南秀さん 「相手が(刑事)裁判を受けて真っ当な判決を受けるということが遺族の願いになっております」 会社側は「社長がいないため何も話せない」としています。
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