新春知事記者会見 今年の方針語る 奥日光へのロープウェー整備構想なども
とちぎテレビ
福田富一知事は1月7日、栃木県庁で新春の会見を開き、今年の抱負を述べました。 今年、特に力を入れたい点について福田知事は少子化対策を挙げ、県が行う施策を動画にしてPRしていくと述べました。 また、福田知事は紅葉の時期の渋滞が問題となっている日光市の「いろは坂」にロープウェイなどの新しい公共交通の導入に向けた検討を始めるとしました。 奥日光地域へのアクセスを強化することが目的で、2024年11月の知事選挙でロープウェーの整備構想を公約に掲げていました。 その新たな公共交通システムについて会見で、2024年度中に日光市と東武鉄道を含めた検討会を設置すると話しました。 あわせて、2025年度の予算案に奥日光地域の人や物の流れを分析するなどの調査費用を計上するということです。 ほかにも会見では県立美術館と県立図書館それに県立文書館を一体的に整備する「文化と知」の創造拠点に関して、整備構想を1月中旬をめどに策定することが明らかになり、施設の整備や管理運営の計画を具体化していくということです。
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