メンツがヤバすぎ…「サッカー史上最強チーム」の名手(3)なぜこんなに? 全てが異次元、“恐ろしく上手い”男
2008年から2012年の4年間、栄光の全てを謳歌したのがスペイン代表だ。今回は2010年FIFAワールドカップ・南アフリカ大会を制したスペイン代表について、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
MF:アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン代表) 生年月日1984年5月11日(当時26歳) 09/10シーズンリーグ戦成績:29試合1得点5シスト スペイン代表通算131試合13得点 スペイン代表主な出場大会:2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会、UEFA EURO2008(優勝)、2010年FIFAワールドカップ・南アフリカ大会(優勝)、UEFA EURO2012(優勝)、FIFAコンフェデレーションズカップ2013、2014年FIFAワールドカップ・ブラジル大会、UEFA EURO2016、2018年FIFAワールドカップ・ロシア大会 MFアンドレス・イニエスタもまた、スペイン代表の歴史で重要な役割を担った。シャビと同様にバルセロナの下部組織で育ち、圧倒的なボールコントロールで歴代屈指のMFと称されている。 スペイン代表デビューは2006年のドイツW杯直前。大会後にレギュラーとなり、EURO2008からの3大会制覇の中心的人物となった。 能力値・基本データの対象とした2010年の南アフリカW杯では、延長にもつれ込んだオランダとの決勝戦で決勝点をゲット。この活躍によって、後世に語り継がれる存在となった。 イニエスタもシャビと同じく「ドリブル」「パス」「テクニック」「IQ」で90オーバーとなった。どのような状況でも冷静で、どのようなプレーでもシンプルにこなすため、側から見ると「簡単なのでは?」と感じるが、その全てが異次元のクオリティを持っている。 イニエスタという選手はスタッツを見ると、得点もアシストもほとんど無いといえる。しかし、この選手が中盤にいるだけでチームは勝利に大きく近づくことができる。そして、重要な場面で重要なゴールを決めるのも、この男である。