シューティングブレーク風フォルムの6代目「スバル・インプレッサ」【最新国産新型車 車種別解説 SUBARU IMPREZA】
居住性
そして乗り味。誤解を恐れずに言ってしまうと、実は先代もかなり良かったので、完全なる正常進化と言っていい。先代から採用された、スバルグローバルプラットフォームの素性のレベルが高いからというのが大きいのだが、クルマのカタマリ感、一体感がしっかり伝わってくるのが最大の美点。ドライバーと対話できるクルマづくりが、きちんとなされているのがわかる。乗り心地に重点を置くと、路面によって街なかでは少々カタメかな? と感じられるところもあるが、操縦安定性の高さはもちろん、ワインディングロードや高速道路では、乗り心地を保ったまま気持ち良くスポーティに走らせてくれる素直さにつながっているのはお見事だ。
うれしい装備
新規デビュー 23年1月13日 月間販売台数 934台(23年6月~11月平均) WLTCモード燃費 19.4km/l※「ST- G」のFF車
ラゲッジルーム
スバルの場合、クルマを設計する上で、独自のBOXERエンジンとシンメトリカルAWDの組み合わせを採用するとなると自由度は少ないのかもしれない。しかし、低重心に仕上げられるという素性の良さを活かしドッシリとした乗り味は他には代えがたいものがある。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.156「2024最新国産新型車のすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/156/
MotorFan編集部