無許可営業店の弁当で食中毒の症状29人、ノロウイルスを検出 茨城
茨城県は8日、阿見町の「仕出し弁当 大樹」が製造した弁当を食べた男性29人が下痢や腹痛の食中毒症状を訴え、そのうち26人と調理人1人の便などからノロウイルスが検出されたと発表した。この業者は食品衛生法に基づく営業許可を取っておらず、竜ケ崎保健所の指導に従い5日から営業していないという。 【写真】魚で瀕死となり、「一生食べられないのか」と語った食通ブロガー 県生活衛生課によると、自宅台所で作った弁当を事業所などに車で配達していた。1日に県内3カ所に配達した弁当を男女36人が食べ、2日昼ごろから症状を訴える人が相次いだという。入院した人や重症者はいなかった。(宮廻潤子)
朝日新聞社