箭内道彦『風とロック“FURUSATO”』たまアリ2DAYS4公演開催 会場を個人で借りる
――「ワクワクしていたいので、こういう危険なことをやっている(笑)」
こもり校長:(2024年4月に還暦を迎えるということで)60歳を前に何か大きいことにチャレンジしないといけない、ということだと思うんですけど、ここまでの規模感はなかなかないですよね? 箭内:そうですね~……ちょっと大きすぎた……。 COCO教頭:(笑)。 こもり校長:なぜ、このイベントに1歩踏み出そうと思ったんですか? 箭内:これを聴いていらっしゃる(10代の)みなさんは、“60歳”ってすごく遠いですよね。おじいちゃんの年齢でしょ? でも、いざ近づいてくると「自分はどんな60歳になれるんだろう」「ならないといけないんだろう」と考えるようになったんです。 「60代っておもしろそうじゃん」って、生徒(リスナー)のみなさんが思ってくれるようなことをする義務が大人にはあるんじゃないかな、と思って。 こもり校長:あ~……! 箭内:「こういう60歳もレアだけどありますよ!」というサンプルになりたいなと思った、というのはありますね。 こもり校長:60歳……還暦ですよね。僕からしても、60歳ってだいぶ先のようなイメージなんです。聴いてくれている10代の生徒は、もっと思ってないと思うんですけど……。 箭内:俺も思ってたもん! COCO教頭:(笑)。 こもり校長:「60にはなんないな」って? 箭内:「60歳ってずいぶん先だろうな」って。今も思っているくらいです(笑)。 こもり校長:60歳って、人生の折り返しですか? 箭内:いや、折り返したあとですね。40歳が折り返しのような感覚だったので。50歳がターニングポイントで……「60歳はどんな感じなんだろう」って手探りですね。なってみないとわからないですね。 こもり校長:でも、ワクワクもしている? 箭内:ワクワクしていたいので、こういう危険なことをやっているんですよ(笑)。 ◇ 『箭内道彦60年記念企画 風とロック さいしょでさいごの スーパーアリーナ "FURUSATO"』には、3月30日(土)昼公演にサンボマスター、乃木坂46、夜公演にMAN WITH A MISSION、BRAHMAN、ACIDMAN、31日(日)昼公演にさだまさし、立川談春、夜公演に怒髪天、GLAYが出演します。詳細は、オフィシャルサイトをご確認ください。