【ボート】飛田江己が大村ルーキーS制覇 道中の逆転劇で今年2回目の優勝
「ルーキーシリーズ第17戦」(31日、大村) 4号艇の飛田江己(23)=埼玉・128期・A1=が1周2マーク差しで逆転1着。10月の江戸川ルーキーシリーズに続き今年2回目、通算では3回目の優勝を飾った。2着は5号艇の常住蓮(佐賀)、1号艇で人気を集めた新開航(福岡)は3着に敗れた。 近況優出ラッシュと勢いに乗る23歳が大村の夜でも光り輝いた。飛田が10月の江戸川に続き、今年2回目のルーキーシリーズVを飾った。 レースは4カドからコンマ03のトップスタート(S)でスリットを抜けると1マーク(M)は迷うことなく内枠勢をねじ伏せた。「Sは全速。(Fを)切ったかと思った…。バックでは焦りましたね」と、1Mでは常住のまくり差しを許したが、2Mで冷静に差し返して優勝を決めた。 今後はG1戦線でも活躍が期待される。「これからは記念で走ることも多くなると思うけど、しっかり頑張りたい」と今後を見据える。SG・ダービー(戸田)で桐生順平が優勝した埼玉支部に新たなスター候補が誕生した。