大阪での２公演でゲスト出演する相手役だった夢咲ねねを「とても大切な人」と語った柚希礼音

　元星組トップスター・柚希礼音（ゆずき・れおん）が、芸歴２５周年を記念したソロコンサート「ＲＥＯＮ　ＪＡＣＫ５」を８月９～１１日にヒューリックホール東京、同２９～３１日に大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開催する。 　１９９９年に宝塚歌劇に入団。星組一筋で０９～１５年にトップを務めた。「―ＪＡＣＫ」は男性キャストも交え、１６～１８年、２１年と４回開き「“めちゃくちゃカッコいい”を突き抜ける」をテーマに、こだわりを詰め込んだステージだ。 　「皆さんと大盛り上がりの夏に。発声練習、柔軟体操もしていただいて“参加”を」とファンに呼び掛け、コロナ５類移行後は初となる声出し可能のライブを楽しむつもりだ。汐月（しおつき）しゅう、天寿光希（てんじゅ・みつき）ら星組時代の仲間４人も出演。「一緒に歩んできた仲間と、あの時みたいに楽しく過ごせるのでは」と笑顔を見せる。 　今年で退団から１０年目。「あら、そんなところまで来ましたか？」と苦笑したが、女優業にも尽力し「女性だから小っちゃくならないと…という考え方は終わり。堂々と仁王立ちしたって女性。結局『私のまんまでいいんだ』というところには来られた」と胸を張った。 　「―ＪＡＣＫ」は９年間で５回目だが、今後の開催は「ナンボまで行きましょ？」と大阪弁でニヤリ。「ＪＡＣＫ」はトランプの札なら「１１」。これまでの倍以上だが「いろんな形に変えて、よぼよぼになって座って歌うだけでも続けていけたらうれしい」と未来予想図も明かした。（筒井　政也）