台湾地震、死者13人に 600人の孤立解消へ、6人捜索
【花蓮共同】台湾の消防当局は6日、台湾東部沖地震の死者が計13人になったと発表した。6日朝には、不明者の生存率が大幅に下がるとされる「発生後72時間」が経過。当局は東部・花蓮県の山間部の観光地、太魯閣(タロコ)国立公園内で連絡が取れない6人の捜索を続けた。一方、国立公園では600人超が孤立したものの、外に通じる道路の一部が開通。当局は孤立解消に向けた復旧作業を急いだ。 開通したのは西部・台中市へと通じる道路。当局は時間を限って小型車だけの通行を許可した。孤立している人は6日午後の時点で約400人へと減った。多くの人は東部への移動を望んでいる。