児童「すごい」と終始興奮 2年後開校「明和北小」模型を見学 三重・明和町
6年になったら通う上御糸小4年37人
三重県多気郡明和町佐田の町立上御糸小学校(服部茂樹校長、252人)は11日午後1時40分から、2026(令和8)年4月に同町馬之上に開校・開園予定の町立明和北小学校・ささふえこども園・放課後児童クラブの完成模型の見学会を開き、新小学校「明和北」小学校に6年生として通う4年生37人が、未来の学びやに心を躍らせた。また町は同日、 校章デザインも公表 した。 町は、将来通うことになる新小学校の全容を早く児童たちに見てもらおうと、整備を担う北村組・青島設計特定事業共同企業体(JV)から納品された完成模型(縦約50センチ横約1メートル)を対象の大淀、下御糸、上御糸、斎宮(一部)の各小学校に順番に回覧している。 この日は、2年後に6年生として明和北小学校に通うことになる4年生が、服部校長の説明を聞きながら模型を見た。服部校長は全体が分かるパネルを使って新小学校を紹介。続いて、箱の中から完成模型を取り出すと、児童たちは「わぁー」「すごい」などと大興奮で模型の周りに集まって見入った。 模型は1フロアずつ分解できるため、服部校長は校舎の2階の体育館や理科室のある部分などを一つずつ取り上げて内容を説明。児童たちは終始興奮冷めやらぬ様子で将来通う学校を夢中になって眺めた。 吉田陽翔君は「運動場もすごく大きくて、学校に入ってすぐに図書室があることにびっくりしました。学校の完成がとても楽しみです」と笑顔で話した。