ルクレール3勝目!!!フェラーリ1-2フィニッシュでレッドブル時代の終わりか!?F1第19戦アメリカGP
近年まれにみる大接戦が繰り広げられたアメリカGPをルクレールが制し、フェラーリがワンツーフィニッシュ!ノリスとフェルスタッペンによるエキサイティングなバトルも!
オースティンで開催されたF1アメリカGPでシャルル ルクレールが優勝。フェラーリがワンツーフィニッシュでコンストラクターズポイントを重ねて48ポイント差まで迫った。
オープニングラップから激しいバトル
ポールポジションのランドー ノリスがドライバーズチャンピオンシップ争いトップのマックス フェルスタッペンを抑え込もうとしていたところの隙をついて4番手スタートのルクレールがトップに立つ。サインツはまずノリスを、そしてピットストップの後にフェルスタッペンを制してフェラーリのワンツーフィニッシュを飾った。 2台の赤いレーシングカーが比較的無難にレースを展開すると、レースはノリスとフェルスタッペンの3位争いに視線は集中。マクラーレンのスターはコース外で世界チャンピオンを追い越したとの判定を受け、その行為により5秒のペナルティを受けた。その結果フェルスタッペンは3位をキープし、ノリスは4位に後退した。これによって上位3チームがわずか48ポイント差の中にある緊迫した展開となっている。
ノリスのペナルティに関する議論
しかし、この判定は議論を巻き起こした。その理由の一つは、レースのスタート時にジョージ ラッセル(メルセデス)がバルテリ ボッタス(ザウバー)を同じ場所でコース外に押し出し、ミラーイメージの状況でペナルティを受けていたことだ。唯一の違いは、ボッタスはラッセルの後ろに落ちたことだ。 フェルスタッペンは「スチュワードは彼らの仕事をしています。それについて私がこれ以上コメントする必要はありません」と、ただそう語るだけだ。Skyの専門家ラルフ シューマッハは、「あれはレースだった。マックスもコーナーを攻略できなかった」と考える。レッドブルのチーフアドバイザー、ヘルムート マルコは微笑みながら、「より劣ったマシンでノリスを長い間抑え続けることができたのは、マックスにしかできないことだ」と語る。
マクラーレンのオスカー ピアストリは、後発のジョージ ラッセルとセルジオ ペレスに先行され、5位でフィニッシュする。ニコ ヒュルケンベルグは、ハースを駆る唯一のドイツ人ドライバーであり、チームのホームレースで再びポイントを獲得し、8位でフィニッシュする。