エポンヘッド×レーヴシャフト。“高”弾道ヘッドと“強”弾道シャフトはHS40m/sでキャリーが稼げる!【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】
●シャフト/レーヴ レイヴァー アサルト・アタック(45.5インチ/60-S)
70tカーボンを全長に纏うことで手元側を強化。切り返し時に手元のたわみを少なくし、ブレないしなり戻りで加速し、最大効率化でインパクトを迎えるという。また、全体にニッケル・ボロンを採用したことで、先端部にあるニッケルのおかげで、インパクト時に当たり負けない強度を確保しつつ、加速力に負けない挙動を実現した。価格(税込)/6万9300円
高弾道の適正スピンでキャリーが出る
ここからは堀越プロの試打結果とインプレッションをお届けしよう。 「ロフト角が12度ということで、すごく上を向いているヘッドです。また、フェースプログレッションが大きく見えます。また、投影面積が大きいのでオフセンターヒットに強そうなイメージもあります。構えた瞬間に『球が上がって、トウやヒールにズレてもミスになりにくい』イメージが浮かんできます。ただ、エポンにしてはスコアラインが多く入っているので、スッと構えたいゴルファーはスコアラインを黒く塗りつぶすのも手だと思います。これまでいろいろなシャフトを打ってきましたが『レーヴ』というシャフトは初めてです。こういう初物はワクワクしますね。ワッグルするとかなり軟らかい印象です。手元がしっかりめで先がはしるのでバランスがいいです。このヘッドとシャフトの組み合わせだと、HS40m/s以下でもぜんぜん使える、むしろHS40m/s以下のゴルファー用なのでは? と思うほどです」とややHSを抑えて打ちたそうな堀越プロ。「とはいえ、一般的なアマチュアゴルファーの42m/sくらいで振ってみます」と早速打ってみる。
弾道計測器(ラプソードMLM2PRO)では、打ち出し角が高く、適正スピンで真っすぐな弾道が描かれる。「イメージどおり、球がすごく高いですね。そして、12度という大きいロフト角のおかげでインパクト時のロフトも大きく、その結果、“スピンロフト”が増えるので、スピン量はやや多めになります。ヘッドスピードが速ければ低スピンで飛ぶのですが、HS42m/sくらいだと、打ち出し角は14~15度くらい、スピン量は2500~2600rpmくらいが最適解なので、それをヘッドとシャフトでオートマチックに導いてくれています。この組み合わせはバランスいいですね」と堀越プロ。 トウやヒールでも打ってみると、「ミスヒットにもそれなりの強さを示しています。ただし、シャフトは全体が動くイメージがあるので、オンプレーンで振れるゴルファーにはいいのですが、プレーンを外すとかなり大変になります。タメが出来ない人やフッカーにはきついかも…‥」とのこと。 ヘッドスピード42m/s前後で5球を打っての平均は下記のとおり。 ボール初速●60.5m/s 打ち出し角●15.9度 スピン量●2762rpm キャリー●223.6Y 総飛距離●242.1Y
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