<旭川いじめ 中2凍死>遺族の意向で一部“黒塗り”の第三者委の報告書 “黒塗りなし”でネット流出か 市民団体「事実明らかにするのが目的」旭川市教委「流出が事実かも含め、対応を検討」 北海道旭川市
UHB 北海道文化放送
北海道旭川市で3年前、女子中学生が凍死し、いじめがあったと認定された問題。旭川市教委の第三者委員会がまとめた報告書が、ネット上に流出した疑いがあることがわかりました。
旭川市内の中学校に通っていた当時14歳だった広瀬爽彩さん。 爽彩さんは2021年3月、市内の公園で凍死した状態で見つかり、その後、同じ中学校の先輩ら7人の生徒にいじめを受けていたと旭川市教委の第三者委員会に認定されました。
そして悲劇から3年以上が経った6月24日、ある文書がネット上に流出している疑いが浮上しました。いじめ問題で第三者委員会がまとめた報告書とみられています。 いじめ撲滅を訴える市民団体のホームぺージで24日、公開されました。 報告書は爽彩さんのプライバシーを守るため、遺族の意向で一部が黒塗りでしたが、ネット上に公開された文書に黒塗りはなく、一部、手書きの線なども確認できました。 市民団体は「事実を明らかにすることが目的だ」と説明しています。 一方、旭川市教委は「流出が事実かも含めて、今後の対応を検討する」としました。
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