将棋の関浩七段が死去、64歳 羽生善治九段に初黒星を付けた棋士 日本将棋連盟が発表
将棋の関浩(せき・ひろし)七段が11月11日に死去した。日本将棋連盟が2日、発表した。64歳。東京都出身。 1986年3月、当時デビューから6連勝だった羽生善治九段(当時は四段)に黒星を付けたことでも知られた。 1960年(昭35)7月8日に東京都田無市(現西東京市)で生まれた関浩七段は、1974年に奨励会入会。11年目となる1985年3月28日、24歳で四段に昇段した。自身の8カ月後にデビューした10歳下の羽生四段に勝利した1年目は20勝。純粋な居飛車党で活躍した。2007年に引退。山川次彦八段門下、棋士番号は169。 連盟の発表は以下の通り。 関浩七段が、令和6年11月11日、64歳で逝去いたしました。 ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げますとともに、故人の遺志により、葬儀は近親者のみにて執り行われましたことをご報告いたします。