「甲子園の威容にのまれた」 東海大相模・山村主将 交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は第6日の17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、第1試合で大阪桐蔭が東海大相模(神奈川)を4―2で破った。東海大相模の山村崇嘉主将は「甲子園の持つ威容にのまれてしまった」と悔やんだ。山村主将の談話は次の通り。 【写真特集】東西強豪がっぷり四つ 大阪桐蔭vs東海大相模 ◇神奈川独自大会で攻める野球を 悔しい。アグレッシブベースボールを掲げていたが、甲子園の持つ威容にのまれてしまって(部員の多くが)初球からバットを振ることができなかった。個人的にも打席に立った四回に振りが甘くて遊飛に打ち取られるなど後悔が多かった。 大阪桐蔭は精神面でも技術面でも自分たちを上回っていた。一球一球に対する執念が強くて入り込む余地がほとんどなかった。七回表に神里(陸捕手)が頑張ってくれて勝ち越したがすぐに逆転された。 コロナ禍ではチームの方向が定まらず、主将として部員たちに「救済措置は必ずあるはず」と呼びかけて士気を保った。公式戦はまだ神奈川独自大会(の準々決勝以降)がある。今回の経験を糧に初回から攻める野球を展開していきたいと思う。 ◇最終日もライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。